con amore

Dミュ1~notキラキラbutドリーム~



ミュージカル『DREAM!ing』を観た感想。

キラキラアイドル系かと思ったのに全然違うじゃないってなった。
不穏と和やかの方向転換スピードがあまりに急すぎる、この作品。
びっくりした。






一年生たち皆いい子だなぁ〜どっちかというと二年生の個性がつよい!
ゆうまくんも新兎も獅子丸も針宮くんも良い子、みんな優しくてまっすぐな子ね。ゆにくんはかわいいし。

柳先輩はなんか裏あるでしょ…と思っていたら案の定…。百合の花のシーンはなかなかに切羽詰まっていて圧された。
三毛門先輩も針宮との最初の夢ライブでの薄ら漂うヒール感が…え、怖い。
しかし三毛門先輩ってほんとに女の子だったのね!?艶やかな男の子なのかと……しかし、綺麗な方だね。歩き方、指の組み方、とても綺麗で女の子みたいだった。女子高生特有の足元のたどたどしさと意志の強さ、見た目の綺麗さとのアンバランスさがまたちょっと怖かったけど。
かすかも怖い……康晴くんってあんな演技するのね、なかなか迫真だった。



対比と象徴が面白いシナリオだった。
最初のヘリコプターは母の事故のために島に来た、ゆうまくんから大切なものを奪っていった象徴で、最後に針宮くんが乗ってくるヘリコプターは友達を迎えに島に来た、ゆうまくんに大切なものができた象徴。
柳先輩の妹は白いお花のゆりちゃんで、時雨先輩のマフィアは黒いゆり。
少しずつ貯めていた貯金箱を一瞬で割る、それまで積み重なっていたゆうまくんの柳先輩への信頼がひとつで割れた象徴。
個人的には「獅子」と「兎」についても気になってるよ〜私の推しペア。



桐谷先生は、情があるんだかないんだかわからない冷ややかさと怠惰な雰囲気がめっちゃ好き。
やっぱり磯貝龍乎が好きなんだなぁ私きっと。
ラップはやっぱり上手かったし、ダンスはキレキレだけど桐谷先生らしくどこか手が抜かれた手足を余らせてる感じで、良かったなぁ。金髪似合うし、眼鏡も白衣も素敵だった。
一度センターに立つと、体の大きさもあるんだろうけれど華がすごくて、やっぱりりゅうこさんって場をかっさらっていく特別な存在感がある。
授業のシーンはきっと間違いなくアドリブですよね、日替わりってやつ。
明らかにりゅうこさんの能力発揮中!って感じだった。
獅子丸も新兎も針宮くんも面白かったし、全日替わり見たかったな〜なんていうわがままも思ったり。



推しペアは獅子丸と新兎です。
ふたりとも根がいい子。お互いにやいのやいの行っておきながら結局ふたりでゆうまくんの為に動くし、友達想いだし、ダンスも歌もキレキレで上手いし、息ぴったりの良いペアになりそう。
知能の獅子丸と行動力の新兎。名前的には逆なのにね、この二人は静の獅子と動の兎。
混ぜるな危険ってことで「まぜき」って呼ばれているそうで…。
混ぜた結果、私好みの化学反応が起きてる、私好み。
二人がメインの舞台も待ってま〜す。








さて、今回観て一番話したいのは、りょうきくんのこと。

長江崚行のうまさはピカイチだと思った。歌もダンスも芝居も。
よく通る芯のある歌声、迅速でキレのある線の鋭いダンス、嘘は言わないが本音を無警戒にまるごと差し出す気もない強気で現実的な物言い、全てを見透かすつもりで本質を突けてしまえる純粋さの残る細い目つき、気だるげで雑でそれでいて全てに対する反応速度が他の生徒より1.5倍くらい早く鋭い振る舞い。
どの点をとっても “天才高校生探偵” らしさそのもので、とても良かった。
演じてる感が全くなくて、キャラクターでもなく役でもなくただ 獅子丸孝臣 という男の子を見た。

獅子丸についてもっとたくさん知りたくなった。
りょうきくんが見せてくれた獅子丸から過去を持ち考えを持つ獅子丸孝臣という子の存在を感じてもっと知りたくなって、原作ゲームアプリのホームページを検索して、ストーリーをどこなら読めるのか探した。アプリはサービス終了していたけれどストーリーを読めるサイトが残っていたから、読もうと思う。
獅子丸がどういう子なのか、とても興味が湧いた。
良い役者だな、とても好きな良い役者。


特に。
柳先輩に「あんたさ、うちのクソうさぎと似た匂いがすんだよ」って言ってる時は見下してるだけの細い目が、「うさんくせえ」の瞬間でグンっと威嚇の大きな目に変わる瞬間がもう大好き。私は目の演技がたまらなく好きです。この目がたまらなく好き。素晴らしい芝居、好きな芝居、好みの芝居、矢が刺さる。



とっても楽しかった。また夢で会う時まで。
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